所詮はチラ裏2

自分メモです。

【ライブ】luin@20190627_池袋手刀

 

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【luin】6/27 池袋手刀
1.conductor
2.marionette
MC
3.negafilm
SE(Interlude)
4.moses
5.アヤメ(新曲だけど新曲じゃない)
6.墜落遊戯
MC
7.蝙蝠

en.
MC
ヤンデレラ

しっかり作りこんできたなぁという印象で何もいうことが出ないくらい仕上がっていたと思います。
キリさんが随所でキレッキレだったのが熱い。先日のライブもだし、音源でもでInterludeとmoses間、mosesの頭のドラムがかなりスイッチになってて良かったなど。
InterludeはSEとしてで、実際には弾かない(体)なのか…!
新曲のアヤメはアダルトなディレイが他とは違っていてのが良かったと思います。墜落遊戯、ヤンデレラでめっちゃ好きなR&Rとギターなのですが、これだとせっかく新しいバンドなのに、以前のバンドと変わらないなぁと前回のライブで一瞬過ってしまったのですが、アヤメを聞いて別にそういった曲や部分は全く変える必要がなくて新しいものを別の曲で追加していけばいいと感じました。
何故なら私と崇めるシェンカーがFEST始めるころぐらいに意図的に全体の音を変えられてしまって、今でもとても残念に思っているので…。

神自体は今でも大好きでここのところ毎年来日かあって欠かさず見に行っていますよ。
僕たち私たちのギターを残して行ければいいですね。小指チョーキングはマジできつい。つらい。

conductordでサ…ぽんさんのベースが元々極悪だったのを思い出されました。頽廃なアルペジオとメロディに、凶暴なベースでダークな楽曲ながら、その中でヴォーカルは美しさが際立つ…そんなゴシック(のようなもの?)で面白さがこの歳になって分かってきた気がします。

あと、mosesの時に書き忘れたのと、その時に書いたigorrrのニュアンスを感じる前にDALLEをまず思い出して、からのigorrrでした。

DALLE - witch craft pictures "short ver."


DALLE - witch craft pictures "short ver."


DALLE - LOYALTY "bloody hi school short ver."


DALLE - LOYALTY "bloody hi school short ver."

 

デスヴォイス使ってるのでより堕落し、サウンド的にも轟音ですが、最終的な持って行き方や光は似ているのでは?と個人的に考えています。

当時東狂黒を見ていた時は私は八田さんが何故ポジパンやゴシックと呼ばれる所以が分からなかったし、Bauhausなど有名な所を聞いても正直良さが分からなかった。
分かんねぇーなぁっつっては色々聞いて、そのまま何年か経って、ある時ふとしたきっかけで良さに気づいたり、ライブで経験して身震いしたり、最近点で孤立していたものが線が繋がり始めている…。

the god and death stars

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死人が奇跡の復活を遂げ、世間を賑わせていますが、私は6/27のいい機会にめぐり合い、the god and death starsを数億年振りに聞いています。
アルバムのリリース時にたまたま対バンで購入してそれっきり。
当時はdeadmanサウンドに触れた、ギターのコードと音はなんでこんなに響くの??くらいしか思ってなかったんだけど、今聞くとdeadmanサウンド以上にオルタナというキーワードが爆発する。購入していても、長年聞いていなかったことを懺悔したい。
私自身オルタナは長年好きじゃなくて、ギターソロないし、楽曲自体がどこか単調。メタラー的には面白さが全く分からなかった。
今もその節は残るんだけど、音の広がり、切ない歌声、耳に残るメロディ…ジャンル、曲や雰囲気の良さ(気だるさ、陰気さなど)が少しづつ分かってきている気がする。
自分自身の成長なのか、久しぶりに聞いたゴッドさんがそれ以上に良かったのかは分かりませんが、deadmanだけでなく、ゴッドさんも是非聞いて欲しいところです。
眞呼様の歌声が素晴らしいし、好きなのは分かるけれども!!
今日聞けることがとても楽しみ。

【ライブ】cali≠gari@20190623_豊洲PIT

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とりあえず覚え書きで、あとでニコ動見て追記します…†

 

 

久しぶりにバンド名のロゴ電飾が掲げてある(2017年真冬の屋内以来説

1.踏(PV的な数字

2.娑婆乱打(ベースソロ&ギターソロ PV的なバビ江

3.マネキン (PV

4.トイレへGO(Aメロのパーカッションが最高 PV

5.天国で待ってる(PV

6.トゥナイト

メンバー紹介

7.蜃気楼とデジャヴ

8.暗中浪漫

9.暗い日曜日(新曲)

MC

10.東京、(AOR キーボードソロとギターのディレイが最高だった)

11.空想カニバル(ボーカルエフェクト

12.誘蛾灯(サックスがアヴァンギャルド

13.ゼリー(電飾が戻って来る

煽り

14.紅麗死異愛武勇(PV サックスが最高峰

15.淫美なんてカオスな

16.マッキーナ(青江

17.混沌の猿(バナナ。

青さんがバナナを食べさせて、もぐもぐ言いながら歌う石井さんが面白かった

 

アンコ

告知

18.この雨に打たれて(新曲)

19.いつか花は咲くだろう

 

アンコ2

MC 無礼講

20.ゼロサム

21.飛燕(PV

22.187(PV

23.ヘルニア(新曲_拡声器📢

24.クソバカ

25.エロトピア

 

復活後の最初に出した曲「踏」を最初に、当時1曲目だった「エロトピア」をラストにと思って組んだらしいです。

一応、10~14+ミニアルバムまで舐めて、復活のZEPPでやった「ゼリー」、「誘蛾灯」、「空想カニバル」。そして、新曲3曲といったセトリ。

流れとしては最近のものとあまり変化はなく、新曲以外は特別感や物珍しさはなかったといったのが心情。でも、楽しかったし、何より記念公演としてやってくれたのが嬉しい!

 

個人的には「東京、40時29分59秒」がAOR過ぎて泣いちゃった。

ムーディな雰囲気ながらドラマティックなギター、残響っぽい所もかっこいい。キーボードはキラキラしていてどこか都会的で、サックスはアダルト。メロディは心地よく優しくて、身に染みる…。

2012年には多分AORって言葉自体を知らなかったし、「東京病」の続きだの、青さん節だののみをすくって楽しんでいたと思うんだけど、今回私はそれに気づけて、体感できただけでも来て良かったなぁ~~~って思っている。いい思い出になりました。

6/19(水) イープラスしてきました

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楽しみです。

 

10年前のこの日のも行きましたね。

まさかこんなに続くとは…

終活とは言わず、ずっと続いて欲しいです。



ニコ動でも見れるようなので、タイムシフトしておかなければ、、、

https://sp.live.nicovideo.jp/watch/lv320528534


 

Moses

先日、ライブで見た「Moses」が私的に凄かったので見て思ったを書いておこう。

といっても、もう大分日にちも経ってしまったし、色々聞き比べていたら考えていたことと乖離してしまったかもしれないけど、まぁ現時点で。

 

 luin『negafilm』trailer

叙情さが溢れるメロディに、どこか懐かしい高音の歌声が心地よく、揺れながら淡々と進んでいく。突如泥臭くうねるリズムの変化に奪われるが、ピアノのストリングスが入り、より一層その旋律と吟声に胸を掴まれる。

今までを総括するようなディレイたっぷりのギターソロを堪能すると、リバーブかかった異空間へと浮遊する。

いわゆる二番でAメロ~からサビまで戻るが、一番では入ってなかったオーケストラの導入は更にその世界を引き立たせ豪華に、そしてより感情が昂ぶる。クラシカルの美しさと、メロディの叙情さ、歌声の耽美さと切ない叫び…個性が反するものの差、それが同居するのが最大の魅力。それはある種ゴシック・ロック(メタル)のようにも感じられる。

悲痛さはどんどん重なっていき、最後にはとうとう限界を突破していく様は圧巻。ギターを道連れにした悲鳴はまるで世の果てのようで、ピンクフロイドやキングクリムゾンの彷彿させるアヴァンさが浮かぶ。今まで見ていたのはプログレ…??頭に過っていたのを束の間、曲展開でいたあのリズムが戻ってくる、まさか生きていたのか!最後まで異色だったダウナーさとオペラとも化した感情表現をも一体化し、全てを飲み込んで昇天。まるで前衛芸術を見ているようだった、、、

 

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そして、初めてライブで聞いてなんだこれは…?と思う中で、思ったキーワードとそれに付随した曲がいくつか思い浮かんだバンドがあったのでメモ。ほぼサビの部分だけだし、かつ自分が好きなもので今思えば全然違うかもだけど悪しからず。

●個人キーワード
サウンドエフェクトとして、オーケストラ(クラシカルな)要素
②歌声が高音
③陰鬱(時に叙情)な音の構成、耽美性から感傷的なものへの差異と感情のむき出し

 

1、Muse / New Born

 

Muse - New Born
英国の3ピース・ロック・バンド、2001年発2nd「Origin of Symmetry」
ピアノでクラシカルな静かなるイントロから、徐々にスイッチが入っていき、高みに向かっていく様がいつ聞いてもかっこいい。
サビのウェットな歌声と持ち味の高音ヴォイスが混ざった所が頂点なんだけど、その部分の姿勢というかスタイルが似ているかなぁと。あとは通常時の声のヴィブラートのかけ方とかも。「Space Dementia」も同じようにいい感じです。

 

あとは後で聞いたら部分的にも似てなかったのでおまけです(でも超好き)

2、FLESHGOD APOCALYPSE / The Violation

 

FLESHGOD APOCALYPSE - The Violation (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
イタリアのテクニカル・デスメタルバンド、2nd。
音楽の国らしいクラシックの荘厳さと、超絶技巧のデスメタルを暴虐さを掛け合わせた唯一無二の美しきテクデスとして一世を風靡したバンド。もうすぐ新譜と来日があるらしい。2014年?の初来日行ったなー。テクニカル・デスメタルというジャンルをこのバンドから私は聞き始めたんだった。
イントロから聞くとテクデスすぎて笑っちゃったんだけど、サビの壮大なピアノを背にベースが歌う悲痛な叫びはどこか通じるものがあると思ったんだ。


3、Igorrr / Infinite Loop

Igorrr - Infinite Loop
フランスのブレイクコアデスメタルバロック~ジャングル~クラシック~トリップホップをごった似のよくわからん音楽家
クラシック要素以外は脳内で消してくれ!この女性ヴォーカルのオペラの美しさはもちろん、叫喚が好き。クラシックものによくわからんものとの融合が面白く、女性VOも上手く乗っており悲劇さや発狂を感じる。

 

Igorrr - Absolute Psalm

Igorrr - Absolute Psalm
しょっぱなからの絶叫からよく分からん打ち込み~ジャズ展開など全て終わったあとの叫びが本当に痛々しくて…、後ろで流れるオルガンと聖歌隊も形も少し違うけど、同じ匂いがする…

 

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一番の魅力と思っているクラシカルなシンセサイザー音と荒涼な構成に重きを置きながら、オペラ風ソプラノの耽美さ。陰と陽の差、美しさと切なさを同時に、時には別々にある状態が素晴らしくて、一種のゴシック・ロック(メタル)からの影響や要素があるのでは?と考えている。
本来なら陰鬱な雰囲気(クリーンVOだったりなかったり)に、ここで憂鬱で重々しいグロウルなんか入って、抑鬱さや重みの差だったりが本来の大元のゴシックメタルだと思うけど、まぁ、入ってないゴシックバンドもあるし、これはそういうバンドではない。

 

あと、3回も登場する転換の太いリズム。重さとテンポ、アクセントの位置などどうもドゥームが挟んでいるように聞こえるんだよなぁ。曲のポイントとして入れたまでに過ぎないと思うんだけど、ゴシックメタルドゥームメタルの派生なので異色に聞こえるけど実は理にかなっていると思っている。

 

あと、最後のあぁ~からクライマックスの部分。
あぁ~は日本人にはジュリーの「勝手にしやがれ」に近い?
楽曲的にはプログレ要素はないとは思っているけど、もう世界の終焉のように感じられて、あぁ~ってなってしまう嘆き。


pink floyd / The Great Gig in the Sky

 

[HD] Pink Floyd - The Great Gig In The Sky


king Krimson - 21st Century Schizoid Man
king Krimson - 21st Century Schizoid Man

 


ただ、自分はクライマックスに向けて徐々に厚みを増す様、また美しさと切なさの差等々至極だと思うけど、これを同じように感じられる人がどれだけいるのかなと(音楽なんで同じ人はいないし、どう感じようが自由だけど)。
個人的にこれまでさらっとドゥームもゴシックも聞いてきたんだけど、本来の音楽的な魅力や意味を今まで理解してなかったように思えて、これによって気づかされたかもしれない。かろうじて書いてみたけど言葉に表せられない切なさだったり、メロディだったりいっぱいある。言葉にしてしまえばチープになってしまうけど、そもそも言葉にすらできない、知らないものはそのまま。それならまだよくて、そもそも知らない、知りえる環境ではない、興味がないって人が大半のように私は思えなくない。
例えば、雑だけどメタルコアのメロは激しく、メロはキャッチーにとか、ありきたりだけど割とわかる人が多い、いわば名刺。そして通貨でもあり、言語。お互いが知りえないと通貨だと買えないし、言語だと通じない、その不便さがある。
しかしながら、あの時のMusesをライブでやり終えて、私や目当てで来ている人以外で見ていただろうお客さんからも沢山の拍手があった。あれが答え。それくらい何か分からんがやばいことがステージで起こっていると思われていた。それはめちゃくちゃすげぇ。

 

やっぱりあんたが大将だよ。